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夏から秋へ。着物の夏のダメージをリセットする収納術【前編】

厳しい残暑から、少しずつ秋の気配を感じる季節の変わり目。
着物の世界でも、夏物から秋の装いへとシフトしていく大切な時期です。
夏のダメージをリセットして「着物を長持ちさせる方法【前編】」を厳選してご紹介します。

 

1. 夏物の収納前には必ず「汗抜き」を
着物をクリーニング(丸洗い)に出す際、注意が必要なのが「汗」です。
一般的な着物の丸洗いはドライクリーニングのため、
皮脂汚れやファンデーションは落ちますが、水溶性の汗は残ってしまいます。
夏物をしまう前には、必ず専門店で「汗抜き」を指定して依頼しましょう。

2. 黄変(おうへん)を防ぐ重点チェックポイント
汗が残ったまま放置すると、数年後に茶色いシミ(黄変)となって現れてしまいます。
収納する前に、最も汗をかきやすい「衿(えり)」「両脇」「帯下(背中から腰にかけて)」
の3箇所を入念にチェックしましょう。
少しでも生地がゴワゴワしている場合は、汗が残留しているサインです。

3. 秋晴れの日は「虫干し」のベストシーズン
10月下旬から11月上旬の、空気が乾燥して晴れの日が続く時期は「秋の虫干し」に最適です。
直射日光の当たらない風通しの良い室内に、着物を2〜3日干して
湿気を飛ばすことで、カビや虫食いを劇的に防ぐことができます。

 

▶▶後編に続く